パンセ!!!
瞑想ならぬ迷走録です。
DATE: 2008/02/22(金)   CATEGORY: 書評
書評:茂木健一郎(2007)『脳を生かす勉強法 ―奇跡の「強化学習」―』
脳を活かす勉強法脳を活かす勉強法
(2007/12/04)
茂木 健一郎

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 本書は、脳を効率的に使い、学ぶことの面白さを脳科学の視点から紹介する本である。茂木氏はNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」や「世界一受けたい授業」などに出演している人気の脳科学者である。この本は、コンビニの本売り場の一角にあったもので、現時点で20万部売れているらしい。(茂木氏のブログより)
 この本の中で一番衝撃的だったことは、脳に多少の負荷がかけることは脳にとって良いということだ。今まで、脳はパソコンのデータベースのようなもので、時間が経つとバッテリーが切れ、容量を超えるデータをインストールすると、オーバーロードしてしまうという認識があった。しかし、茂木氏によると、多少の負荷がかかっても何かを達成することで脳の機能が強化されるそうだ。むしろ、より強い脳を作るためには、適度な負荷をかけ続けることが不可欠であり、負荷をうまくコントロールすることで記憶力や才能を引き出すことができるというのだ。若干難しい問題を解くことが、効率よく学ぶことが重要であると説いている。
 これからは、本書が述べているように少し難しい本を読み、脳にうれしい負荷をかけていきたい。
 ただし、疑問に思った点が2点ある。
 まず、茂木氏の「自分は元々普通の人間だった」という記述が気になる。勉強の要領を得る前と得た後での対比を行いたかったのだろう。しかし、凡人と呼ばれるような人々とはやはり違うのではないかという印象を受けた。茂木氏は学びながら自然と気づきを得ている。私の小学生の時はそうではなかった気がする。人によって気づく回数は違うのか。なぜ気づくという行動に差が生じるのか。
 2点目。茂木氏は本書の中で、生まれた時、脳みそは真っ白の状態であり、いかに脳に刺激を与えていくかという蓄積で天才が生まれるというスタンスをとっている。それは本当なのか。
 日本のエリート中のエリートが通う東京大学の学生生活実態調査(2006)によると、7割弱の親が年収750万以上である。年収750万以上稼ぐとは、つまり高い生産性がある優秀な人間ということだろう。つまり、優秀な親から優秀な子供が育つという傾向があることがわかる。一見すると、遺伝的要因が非常に強いと感じる。茂木氏の言うように、脳の能力がDNAによるものでないとしたら、優秀な親の元に優秀な子供が生まれるという要因はどのようなものなのか。もし、親の教育方針が子供の能力を左右するとするならば、優秀な子供を育てるとされる方法を、優秀ではない?子供に対して与えた時、いかなる影響がでるのか。という疑問が生まれた。
 以上のような疑問が多くあった。この疑問をもつことでもドーパミンはでているのだろうか。とりあえずこの問題を考えるべく、脳科学の本を乱読していきたい。
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DATE: 2008/02/18(月)   CATEGORY: パンセ!
吸収と観察
今日、2度目の卒業論文を提出した。

この2ヶ月で、卒論を2回書いたのだ。

というのも、一度は提出したものの、先生にやり直しを命じられた。

「人の意見に流されるのではなく、自分で考えろ」と。

テーマは大学進学意思決定におけるインセンティブ。

再提出した論文は我ながら駄作である。

論文を書いていて、自分自身で考えることができないと痛感した。

このままじゃ、だめだ。と思い立ち、

書評執筆を日々の義務と己に課すことに決めた。

とりあえず、瞑想と瞑想を繰り返すブログになりそうだ。

お先真っ暗なブログになりそうだが、

精一杯努力する予定なので、コメントや批判をいただけるとうれしい。
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